2014 , Sound of Change- Dirty Heads , Songwriter : Jared Watson , Dustin Bushnell, David Bassett , 🌙 **夜の静けさの中で、誰かの気配を感じる。** Dirty Headsの「Hear You Coming」は、そんな少し謎めいた場面から始まるような曲です。アメリカ・カリフォルニアを拠点に活動してきたDirty Headsは、レゲエ、ヒップホップ、ラップ、ロック、ポップなどを自由に混ぜ合わせるバンド。 🎵 2014年にリリースされたアルバム『Sound of Change』に収録されたこの曲も、彼ららしいジャンルの垣根を軽々と飛び越えていきます。 Jared WatsonとDustin Bushnellによるボーカルとラップ。特にラップ・パートには、Dirty Headsならではのユーモアと洒落た言葉遊びが詰まっています。 🌃 曲の雰囲気は、昼間の明るいレゲエとは少し違います。 どこか夜っぽい。 秘密めいていて、少し危うい。 そして、その危うさを楽しんでいるような余裕があります。 🔥 この曲で面白いのが、歌詞の中に突然、音楽史を彩ってきたアーティストの名前が登場するところです。 *"Frank Sinatra"* *"Marvin Gaye"* *"Al Green"* フランク・シナトラ、マーヴィン・ゲイ、アル・グリーン。 まったく違う時代、ジャンル、歌のスタイルを持った3人です。それを一つのラップの中に自然に並べてしまうところが、なんともDirty Headsらしい。 🎙️ まずFrank Sinatra。 彼の名前が出てくることで、曲の中に少し古き良きアメリカの夜の雰囲気が漂います。キャンドルの灯り、静かな部屋、グラスを傾けながら聴くジャズ。 そこからMarvin Gayeへ。 そしてAl Greenへ。 🎵 ソウル・ミュージックを代表する二人の名前が続くことで、歌詞の世界に一気に温度が加わります。 単なる有名人の名前ではありません。彼らの音楽が持っている「夜」「愛」「情熱」「ロマンティックな空気」を、名前そのものに背負わせているようにも感じられます。 🌹 そして、その後に続くのが、さらにユニークな描写です。 *"She was a wild one, she got a wild side"* 自由で、少し予測できない女性。 ...
You must be logged in to post a comment.