

2023 , Shellshock- Ballyhoo! ,
Songwriter : Howi Spangler, Donald Spangler, Scott Vandrey , Nick Lucera ,
🌴 メリーランド州アバディーン出身のレゲエロック&パンクバンド、Ballyhoo!。アルバム5枚で30,000枚以上のCDを売り、デジタルトラックは200,000曲を超えるという、地道にファンを積み重ねてきたバンドだ。2023年リリースのアルバム『Shellshock』の先行シングル「Clip My Wings」は、そんな彼らの真骨頂とも言える一曲。
🎹 この曲でまず耳をつかむのは、Scott Vandreyのキーボードだ。明るくて弾けるような音色が、レゲエのグルーヴに乗って最初の数秒から気分を上げてくれる。ピアノとも違う、オルガンとも違う、あの絶妙に「晴れた日の午後」みたいなキーボードサウンド。Howi Spanglerのボーカルと、Donald Spanglerのドラム、Nick Luceraのベースが作るリズムの上に、Scott のキーボードがふわっと乗っかって、全体が一つの気持ちよいうねりになっている。
☀️ 歌詞のテーマはシンプルで力強い。「自分の道を進む」という決意だ。邪魔が入っても、雑音が聞こえても、気にしない。そのメッセージを、説教くさくなく、むしろポップで楽しいサウンドの中にさりげなく包んでいるのが、Ballyhoo! らしいセンスだと思う。
"Cause on the surface, what hurts us
Is just mostly worthless
But I know that I always will sing
I'm gonna stand my ground most definitely"
🌱 「表面的に傷つけてくるものなんて、ほとんど価値がない」。この言葉、なかなか刺さる。批判、雑音、他人の目線。そういうものに振り回されそうになる瞬間って、誰にでもあるよね。でもこの曲はそれを「気にするな!」と怒鳴りつけるんじゃなくて、レゲエのゆったりしたグルーヴに乗せて、「まあ、そんなもんだよ」と笑い飛ばしてくれる感じがする。
🪽 タイトルの「Clip My Wings(羽を切られる)」というのは、自由を奪われる、可能性を制限される、という意味の慣用表現。誰かがあなたの翼を切ろうとしても、歌い続けること、自分の地面に立ち続けることは誰にも止められない。そんな宣言がこの曲の核心にある。明るいサウンドの裏に、実はかなり骨太のメッセージが込められている。それが Ballyhoo! の魅力だ。
🎶 月曜の朝、なんとなく気が重いとき。誰かの言葉にちょっと傷ついたとき。そういうときにこそ、この曲をかけてほしい。気づいたら肩の力が抜けて、「まあ、いっか」って思えるはずだから。
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タイトル:スティービー・ワンダー『植物の神秘』の深淵へ〜
40年の時を経てようやく見えてきた、スティービー・ワンダーの真の姿。
ドキュメンタリー映画(未公開)のサントラ本作を、全20曲一曲ずつ丁寧に読み解いたコラムを一冊の本にまとめました。
商業的な枠を超え、地球の鼓動を音にしたようなこのアルバムの魅力を、少しでもお伝えできれば嬉しいです。
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著者:(Toshiro Mori)
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